ズボラな人におすすめ!「1秒日記」でメンタルを管理しよう
皆さん、日記ってつけていますか?ブログではなく手書きの方です。私は幾度となくチャレンジしてきましたが、今までもって1週間がMAXでした。
そんな私が再び日記をつけようと思ったきっかけが、持病のPMS(月経前症候群)の影響でホルモンバランスが崩れ、月の三分の一が気分の落ち込み・イライラ・不安に悩まされるからでした。
薬やサプリに頼らず、セルフコントロールできないかと色々本を読んだところ、自分の感情を“書き出す”ことが有効だと分かり実践しはじめました。
ちなみに、うつや不安症などのメンタルケアにも、日記は認知行動療法的に有効であると科学的にも実証されています。
- CASE1:日記帳に思いのまま書く
- CASE2:「ポジティブ3行日記」
- CASE3:「ポジティブ3行+ネガティブ1行日記」
- CASE4:ストレスを因数分解しマインドマップ化
- CASE5:カレンダーに気分をスタンプする「1秒日記」
CASE1:日記帳に思いのまま書く
まずは普通にというか、100均で買った日記帳にその日の出来事を綴っていきました。
編集ルール的には、構成を決めて記事を書くというのが決まりなのですが、個人の日記なので、あえて構成を作らず思いつくままに書こうと思いました。枠を決めてしまうと感情も縮こまりそうかなと。
2日目まではモチベーションを担保できたのですが、文字数の制限がないとはいえ、ダラダラ書くことに飽きるんですよね…。ボールペンって修正できないから、間違うと修正テープで訂正すると汚くなり余計にイラッと。
この方法では続かないと思い、やり方を変えようと思い付きます。
CASE2:「ポジティブ3行日記」
ダラダラ書くことをやめ、CASE1の逆の手法で書く内容を決めることにしました。
ルールは以下になります。
- その日経験した「嬉しかったこと、感動したこと、面白かったこと」などのポジティブな出来事を3つ挙げる
- それぞれ1行(20~40文字程度)に簡潔にまとめる
CASE1とは違い筆が進む進む!
しかし、人生ポジティブなことばかりではないですよね…。特にポジティブな出来事がなかった日に3つも絞りだすのは至難の業。
ネガティブなことがあっても日記に書けないフラストレーションも溜まり、CASE2は2週間で終了となりました。
CASE3:「ポジティブ3行+ネガティブ1行日記」
ネガティブな感情を我慢せず書くのは、もの凄く気持ちが楽になりました。
しかし、「原因を掘り下げることの方が重要なのでは?」と気づき、日記形式が合わないことが判明。
そもそも、今の自分の字が好きではないので(昔は字が綺麗だったのに…)、字を書くことももはやストレスになっていましたw
CASE4:ストレスを因数分解しマインドマップ化
手書きの日記帳をやめ、早速PCに向かい、“ストレス感情のキーワード”を洗い出していきました。
- ストレス感情を抽象化しキーワードにする(例:イライラ)
- 1.を「what(何に)」に当てはめる(例:イライラ→非効率な仕事)
- 2.を「why(なぜ)」で結びつける(例:イライラ→非効率な仕事→時間が奪われるから)
- 3.を「how(どうのように対処するか)」で考える(例:イライラ→非効率な仕事→時間が奪われるから→ボトルネックを改善しレギュレーション化する)
ストレスを中心に置き、そこから様々な「ストレス感情のキーワード」の枝葉を広げマインドマップにすると分かりやすくなるのでおすすめです。
効果はすぐにあらわれ、ストレスを俯瞰して把握することで、事前に予防線が張れるので、いざストレスを感じても冷静に対処でき、気持ちにも余裕が出てきました。
ただ、日々の感情のログが残せないのが痛いなと感じ、最終的にめちゃ単純な方法にいきつきました。
CASE5:カレンダーに気分をスタンプする「1秒日記」
「字を書くのも面倒!だけど毎日何かしらの感情の記録は残したい!」という超絶面倒くさがりな私が辿り着いたのが、この「カレンダー気分スタンプ1秒日記」でした。
アプリでも似たようなものがありますが、広告うざいし不要な機能も多いので。アナログの方が記憶にも残りメンタル的にも良いらしいので。
ちなみに、気分のバロメーターは3パターンに絞りました。
- 晴れ:良い
- 曇り:普通
- 雨:悪い
はじめは、一日の終わりである寝る前にスタンプを押そうかと思ったんですが、健康管理のため、朝起きてすぐの体調&気分の良し悪しをスタンプすることにしました。(とある医師のマネっこですw)
皆さんもお試しあれ。